【完】あんな美容師に騙されない!
でも、そのまえに今日は私が担当する授業がある。
昨日、授業用ノートを作ったノートを見直さなければならない。
ギリギリ、私は学校に着いたのは8時10分に着いた。
職員室に着くと、望は大好きなコーヒーを片手に持ち話しかけてきた。
「よ、遅刻魔。ギリギリですな」
望は、英語のミニテストを作っていた。
小学生は英語が必修となったことから私たち教師は生徒達に私たちなりのできる英語を教えている。
それが、今難しい問題となっている。
「う、うるさいよ」
私はデスクに腰をかけた。
「ねぇ、池脇先生。これやってー」
私が腰をかけた途端、後ろから声がした。
誰かと思って振り向くと、朝比奈きよしだった。