【完】あんな美容師に騙されない!
私は、LINEを送り、寝る準備をした。
ベッドに横になり、明日のことについて考えていた。
明日は、どんな一日になるかな?
変人美容師除いて色々楽しみだなと考えながら私は深い眠りについた。
翌日。
ピンホーン ピンホーン ピーーンポン
インターホンが鳴り響いていた。
「朝からうるさいな」
私は、目をこすり、ベッドから起きあがった。
「はい」
私は、返事に答えてドアを開け、相手に起きたばかりだと丸わかりのようなかすれた声で言った。
私は、動作が止まった。
「隣に住んでいる変人美容師でーす」
「………何ですか?こんな朝早くから」
「いや、今日翔太とあんたの友達とショッピングするんだろ?しかも、今何時だと思うだよ!」
変人美容師は、キレ気味で私に言った。
「え?」
私は、慌てて時計がある所に行き見た。
10時だった。
昨日寝ようと思ったら望からLINEがきて、待ち合わせ時間は、10時半と言われていたのだ。
ヤバイ。
「ヤバーい、変人美容師さん。ちょっと待ってて下さい。早く準備しますから」
私は、そう言ってドアを閉めた。