一人
親友
澪は積極的な優等生だった

先生からも同級生からもはたまた他の学年からも多くの憧れと圧倒的な支持を得ていた

そんな彼女は中学生徒会に立候補した
反対者はほぼいない状態での選挙戦だったので逆に他の人が立候補する自体が不思議なほどだった

そんな彼女は生徒会募集期間に
「一緒にやろう!」
そう言ってくれた

気を使ってくれたのかどうかはわからないが嬉しかった




しかし、過去の事がまだ鮮明に脳裏に張り付いて剥がれない
『またあんなことがおこったら』

怖くて怖くて仕方がなかった

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