君の隣
6月7日。戦闘が、始まった。
幕府側の征長軍が周防大島を砲撃して、松山藩兵が、上陸、占拠した。
海軍総督に命じられた、高杉に、私は、報告していた。
高杉「チッ。大島か・・・。奪還するぞ!なつ!情報を的確に把握して、逐一、報告しろ。」
なつ「はい!かしこまりました!」
7月12日夜・・・。
高杉を乗せた、丙寅丸は4隻からなる幕府艦隊の間を縦横に走り、砲弾を打ち込み、闇へ消えた。
なつ「さすが、谷・・・。奇襲は得意ね!ふふっ。」
私達、隠密隊と奇兵隊の隠密隊は、上陸の準備をする。
なつ「皆!行くよ!しっかり、状況把握して、下田君に渡して!下田君は、総督んとこまで、全力で!」
全員「はいっ!」
私達は、戦い、征長軍を追い払い、大島を奪還した。
そして、陣に戻り、高杉に報告へ行った。
なつ「谷・・・。奪還したよ!」
高杉「あぁ!報告を受けた。ようやった!・・・なつ・・・。お前に、調べて欲しい事がある。」