君の隣
谷の体調が気になっていた矢先に、谷は、体調不良を訴えた。
なつ「やっぱり・・・。」
私は、谷の看病を願い出た。
高杉「近寄るな。」
なつ「なにそれ。看病するんだから、近寄らないと出来ないでしょ!」
高杉「誰も、お前に、看病など頼んでない。」
そう・・・。
谷は、私の看病を拒否している。
なつ「はぁ・・・。皆、忙しくて、あんたの看病まで、手が、回らないの!大人しく、私に、看病されてなさい!」
そう言うと、谷は、ブツブツと何か行っている。
なつ「何か?」
私が睨んで言うと、谷は、少し寂しそうに、
高杉「お前に移したくない・・・。だから、ずっと、避けていたのに・・・。」
そう言った。
そうだったんだ・・・。今までの谷を思い出した。
私は、笑顔で、谷に抱きついた。
高杉「っ!おいっ!」
なつ「ありがとう。でも・・・。私は、谷の側にいたい・・・。病を移される事より、避けられる方がやだ・・・。それに、私は、病なんか移らない!」
そう言うと、谷は、私をギュッと抱きしめた。