君の隣
黒い煙で前が見えない。
私は部屋を探す。
どこ?どこにあるの?
すると、床の間に、大事に置かれていた。
なつ「あったっ!」
私は、刀と脇さしを抱きしめて、出ようとした。
なつ「出口が・・・。ない・・・。」
そこは、四方八方炎に包まれていた。
まずい・・・。
すると、目の前に、柱が倒れてきた。
ドッカーン。
私は、煙を思いっきり吸ってしまった。
なつ「ゲホッ。ゲホッ。ゲホッ。」
すると、隙間から光が見えた。
私はフラフラになって光に身を投げた。
なつ「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。何とか出れた・・・。」
私はフラフラになって、沖田さんの体に刀ごと倒れ込んで気を失った。