君の隣
なつ「ねぇ高杉?何をしようとしてるの?」
高杉「実は・・・。将軍暗殺を考えている・・・。」
なつ「え・・・しょ・・将軍暗殺!?」
高杉「あぁ。東へ行く。東行の名を込めた意味はそこだ。」
なつ「ほ・・他には、賛同してくれた人いる?」
高杉「入江 九一だけだ。他は、誰も賛同しない。」
なつ「いやぁ。さすがに、それは、恐れ多いんじゃない?でも3人じゃ・・・。」
そして、高杉は、堀 真五郎様の迎えで萩に帰ることになった。
内情は、重臣の方が、高杉が何をしでかすか、わからないという事だった。
高杉は、帰った。
私は、江戸へ向かうことにした。
それは、将軍暗殺ではなく、会いたい人がいたからだ。
しばらくして、高杉が、世捨て人のような生活をしていると風の噂で聞いた。