竜王華伝 (完)
そういうやつなんだ、春兎は。
「俺が運ぶ!春兎、郁、行くぞ。」
俺は桃葉を背負い走る。
ここから、近いのは……。
原付を持ってこなくて良かった。
とりあえず、郁の兄が来るから。
待っておこう。
「りゅん、春、郁。ごめんね、迷惑かけた。僕、取り乱しちゃった。もう、大丈夫」
「仁華ちゃん、無理しないでください。」
「うん、ありがとう、春。」
「俺が運ぶ!春兎、郁、行くぞ。」
俺は桃葉を背負い走る。
ここから、近いのは……。
原付を持ってこなくて良かった。
とりあえず、郁の兄が来るから。
待っておこう。
「りゅん、春、郁。ごめんね、迷惑かけた。僕、取り乱しちゃった。もう、大丈夫」
「仁華ちゃん、無理しないでください。」
「うん、ありがとう、春。」