竜王華伝 (完)
影風にいたときは…、下っ端にはあまり会わせてもらえなかった。

危険だったから。


「そうなんだ」


「その時から、俺は桃葉に惚れてたよ」


・・・・・・え。

え、?えええええ!?


「ぇ、と…その…もう一回」


頭が、追いつかなかった。

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