君と奏でた思い出-桜ノ散ル頃ニ-
「ありがとうございます!!その刀の名前は何て言うんですか?」

「舞桜狐だよ」

妖刀を抜けたのは自分が半妖だから。
なんて口が滑っても言えないよ

それにしても自分にピッタリな
名前の刀だな

「よかったですね。桜來さん♪」

「そうだな」

店を出ると日が沈みかけていた
< 38 / 120 >

この作品をシェア

pagetop