君と奏でた思い出-桜ノ散ル頃ニ-
その瞬間――

スッ

刀を抜いて俺の首に当てた
睨み付けながら

「長州は何を企んでいる?吐け」

そんなの知らねーよ
なんて口が滑っても言えない
こう言うときは無視が一番♪

拷問室に似合わないほど
呑気な考えだった

「言わないならこの刀、おまえの首を貫くぞ」
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