君と奏でた思い出-桜ノ散ル頃ニ-
「なぜこんな事ができる?」

もうバラスシカナイ。あ~ー
この時代だと、きもがれるか?

「未来でも魔界から来たんだ。魔界の半妖。陰陽道もつかえる」

「……は?!」

「は?!じゃなくて、今見たでしょ。もう1回やってほしいの?あん!?」

「やらなくていい。長州の間者というのは嘘か?」


「そのまま拷問で死んだら未来に戻れるかなと思ったけど、死んでも未来に戻れなかったら?と思ったからやめた。そもそも、未来から来たのに長州の間者とかありえねぇだろ。考
えろよバーーカ!!!!!」

「嘘か。もう嘘を吐くなよ。わかったか?!」

あ~ー…
バーーカの意味分からなかったのか?
土方弄れると思ったのに。ちぇっ!


「はーーーい」

「縄をほどくぞ」


自分でほどけるし。


「自分でやる」

そうだ。汚い土方ウィルスがつくじゃねーか

「風刃」

シュッ


縄がほどけた





こうして新撰組に戻るのでした



第三章~end~
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