都合のわるい女
しかし、いくら見た目が可愛くても、あいつの中身は、あれだ。
完全に悪女だ。悪魔だ。
………なんて考えていると、ポケットに入れたままになっていたスマホが、ぶるぶると震えた。
取り出して見ると、タカハシからのラインだ。
あまりのタイミングの良さに、一瞬どきりとする。
タップして画面を開くと、
『ジャケットのポケット
見てみて
いいコトあるかもよ☆』
という、謎のメッセージ。
脱ぎ捨てたまま床に放っていたジャケットを取り出し、ポケットを探る。
すると。
「………なんだこれ?」
身に覚えのないモノが出て来た。
小さな赤い箱に入ったキットカットである。
首を傾げながら裏返す。
完全に悪女だ。悪魔だ。
………なんて考えていると、ポケットに入れたままになっていたスマホが、ぶるぶると震えた。
取り出して見ると、タカハシからのラインだ。
あまりのタイミングの良さに、一瞬どきりとする。
タップして画面を開くと、
『ジャケットのポケット
見てみて
いいコトあるかもよ☆』
という、謎のメッセージ。
脱ぎ捨てたまま床に放っていたジャケットを取り出し、ポケットを探る。
すると。
「………なんだこれ?」
身に覚えのないモノが出て来た。
小さな赤い箱に入ったキットカットである。
首を傾げながら裏返す。