恋愛学園
そう叫んで抱き着いていたのは…


きっと…



「南!?」


「そうだよ~ん♪ねぇっ!この人彼氏?」



…やっぱり。


抱き着いてきたのはあたしの親友、南だった。


南はニヤつきながら悠斗を指差す。



「そうだよ♪かっこいいでしょ?」


「ん~…まぁかっこいいけど、祥太郎には負けるな」



ん?ちょっとまってくださいよっ?


あたしをなめないでよっ?



「祥太郎って?まさかのまさかで彼氏!?」


「そうだよ!まさかのまさかって…失礼ね!」


「だってぇ~南に彼氏なんてぇ~」



正直びっくり。


南は男には興味ないって感じだったのにな。

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