恋愛学園
「まぁ、ルックスはあたしのほうがイケてるし、余裕かな」



どこからそんな余裕が出てくんのよぉー!!!!


てか、どんだけナルシストで自意識過剰なんだよっ!!!!!



「あたしだって超余裕♪とられない自信あるし」



だって悠斗はあたしのだもん!


絶対わたさないっ!



「ふふん。いい度胸じゃない。まぁ、明日から楽しみにしてるわ」



それだけ言うと、叶内さんは屋上を出ていった。


あんたこそ、いい度胸じゃん!って感じだしねぇ!


絶対あたしが勝つんだからっ!






教室にかえって、あたしは悠斗に声をかけた。



「悠斗、あたしのこと好き?」


「何、いきなり」


「いいから!答えて!」



あたしの言葉に一瞬びっくりしてた悠斗だけど、すぐに真顔になってこう呟いた。



「世界で1番愛してるよ…」

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