恋愛学園
あたしの目から、涙が零れ落ちた。


あたし、こんなにあゆのこと好きなんだ。


大好きなんだ。


…あゆがいない毎日なんてつまんない。



「何だよ…それ…」


「あたし信じてたんだけど…違うの?」


「ふざけないでっ!!!!」



あたしは叶内礼奈の右頬にビンタを食らわした。


このくらい、こいつには余裕なのっ!



「いったぁ…何?どうかしたの?」



何事?というような顔で見てくる叶内。


いい加減腹たってくる。



「ふざけないでっ!あゆがそんなこと言うはずないでしょ!!!!!!!!」


「な…何言ってるの?」


「あゆはねっ、あんたなんかよりもずっとずっと…悠斗のことが好きなんだよっ!簡単に別れるなんて言うはずないっ!!!!!」

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