恋愛学園
悠斗とあゆが…?


そんなの…っ



「駄目!絶対駄目!」



あたしは悠斗の携帯を奪い取った。



「何だよっ」


「あんた馬鹿じゃないのっ!?!?こんなことになったのもっ…あんたのせいなんだよ!?!?」



悠斗は、は?って顔をしてこっちを見ている。



「あゆは…あんたのことで泣いて…悩んで…今だってっ…」



あたしは泣きながら座りこんだ。


これは、あゆを想って。



「どういうことだよっ?」


「あんたまだわかんないのっ!?あゆはねっ…」



このとき、あたしは運命を感じた。


馬鹿みたいだけどね?


あゆはこの道を選んだことを、後悔しないで生きられると思う。



「凛っ!!!!」

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