恋愛学園
「あゆっ…!?!?」



あたしの後ろには、瞳いっぱいに涙をためたあゆがいた。


いつから、そこにいたの…?


いつから、聞いてたの…?



「…あたしが話す」


「でもっ…」


「大丈夫だから…」



あゆは悠斗の腕をつかんで言った。



「あたし、悠斗のこと好きだよ」


「いきなりなんだよ…」











そして、小さな声で言ったんだ。





















「別れてください…」








< 139 / 264 >

この作品をシェア

pagetop