恋愛学園
「は?え?れ、礼奈?」



悠斗はすんごい驚いてる。


ま、それもそうだよね!



「あたし達、友達になったの」


「友達・・・?」


「大塚くん、今までごめんね」



礼奈は深く頭を下げた。


その行動に悠斗はまた驚いてたけど、すぐに言った。



「いや・・・もう平気」


「あたしね、やっぱり今でも大塚くんが好きだよ」



礼奈はあたしに話したことと同じ話を全て悠斗にもした。


途中から涙ぐんでた礼奈だったけど、悠斗はちゃんと受け入れてくれた。



「ま、キスしたことは許してねぇけど」


「・・・ごめんなさい」


「いいよ、もう!キスなんて気にしてないもん!」



あまりに悠斗が意地悪すぎて礼奈がかわいそうになったあたしは、間に入って言った。

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