恋愛学園
「初めまして…橋谷あゆです」


「谷村凛です」


「あなたがあゆちゃん?初めまして。悠斗の母です」



あなたが…って、どういうこと…?



「悠斗からよく聞かされてたのよ。あゆっていう可愛い彼女がいるって」



悠斗がそんなこと…?



「可愛いだなんて…」


「あら、十分可愛いわよ。悠斗にはもったいないわ」


「そんなこと…」



あたしは悠斗のお母さんのとなりのベッドをみた。


そこには悠斗が寝ていた。



「悠斗はね、このくらいじゃ死なないわ」


「え…?」


「だから安心して、あゆちゃん。悠斗にはあなたが必要なのよ」


「あ、あたしにも悠斗が必要です!」


「ならよかった…悠斗をよろしく頼むわね」

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