恋愛学園
「ごめん…凛…まだ寝てた?ごめんね」



凛はパジャマ姿だった。


きっとまだ寝てたんだよね。


でも、あたしの怒鳴り声が聞こえたから起きちゃったんだよね?


凛、いろいろ迷惑かけてごめんね…



「いや、大丈夫だけど…何かあったの?」


「何もねぇよ!こいつが勝手にキレただけ」



悠斗はそう言うと、部屋から出ていった。



「何あいつ…何かあったんでしょ?」



悠斗が出ていったあと、凛はあたしのベッドに座って優しくあたしを抱きしめてくれた。



「あゆにも恋がきたね…」



まだ、あったばっかりな凛。


でも、1番あたしのことをわかってくれてる。


1番あたしに優しくしてくれてる。



「ねぇ凛…あたしどうしたらいいの?悠斗に…謝ったほうがいいのかな?」


「それは…あゆの考え次第なんじゃない?」


「え…?」



あたしの…考え次第…?

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