恋愛学園
ごめんねのキス
【凛story】


今、駅前のカフェの中。


あたしの前には悠斗。



「あんた、いい加減あゆに謝りなさいよ」


「その話かよ…」



あたしは放課後に悠斗を呼び出して、あることをしようとしていた。


そのあることっていうのを、これからするんだけど…



「まぁ、いいわよ。あたしの言うこと聞いてくれるなら」


「それってパシリじゃん」



そう言って苦笑いした悠斗。



「いいから。あんた、今金持ってる?」


「まぁ、少しはあるけど」


「その金であゆに誤るのよ!」



直接お金をあげるわけじゃないけどね…



「は?何言ってるんだよ?」


「いいから。早く行くわよ」



そうしてあたし達はカフェを出た。

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