恋愛学園

【悠斗story】


マジ意味わかんねぇし！


さっきからスパッと目的を言わない凛に少し腹がたっている。



「あゆの誕生日、今週なの」



店の中でぐるぐる回っていた俺に一言。



「へぇ？」



それが関係してんのかよ？



「あんたも鈍感ね。あゆに誕プレあげて仲直りしなよ」



そういうことかっ！


それ、ナイスアイディアじゃん！



「いいな、それ！凛サンキュ！」



俺は店の中をとりあえず一周して、あゆに似合いそうなモノを選んだ。



「何買うことにしたの？」


「内緒。１番に見るのはあゆ」


「クスッ。わかりやいね、あんた」



凛はそう言うと、ニヤッと笑い「先に寮に戻る」と帰っていった。


今回はあいつに感謝だな！