恋愛学園
和馬はそう言うと、トイレに行ってしまった。


はぁ~マジないだろぉ~~~~



「帰ってたんだ?」



和馬と入れ替わりでトイレから出てきたのは凛だった。



「…おぅ」


「頑張りなよね」



わかってるよーだ!



「当たり前だろ」



俺は、他の奴なんかにあゆを渡さない。


また、俺だけにあの笑顔を見せてもらうんだ。





このときの俺は、この後起こる恐怖なんて



まだ、気付きもしなかった―…



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