恋愛学園
「すごいいい匂いだね」


「でしょ~?あゆにピッタリだと思ったの」



あたしはボトルを棚に置くと、凛を見てニッコリ笑った。



「ありがとう。本当に嬉しい」



あたしと凛が仲良く話しているときに…きましたよ!


あたしの好きな人であり、気まずい人が。



「あゆ…」



超久しぶりに、悠斗があたしに話しかけてきた。


それだけで、心臓バクバク。



「な、なに?」



気付いたら、なぜか凛はいなかった。


あたし達に気をつかってくれたのかな?


ごめんね、凛。  そしてありがとう。



「目、閉じて」



そう呟いて、どんどん近づいてくる悠斗。


や、ちょっとまってよ。


もしやのもしやであたし、キス…される?


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