恋愛学園
そう、声の主は叶内さんだった。



「あたしも今登校なの。一緒に行かない?」



そう言ってにっこり笑う叶内さんは本当に奇麗。



「いいけど…あゆいい?」


「…いいよ」



本当は悠斗と2人がよかったけど…しょうがないよね。


この状況でさすがに断れないし。



「本当?嬉しい!」



そう言って叶内さんは微笑み、悠斗の隣にピッタリ。


うぎゃーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


やめてくれ~!!!!!!!!!


何その作戦!?!?


そんなにピッタリくっつかないで!


…なんて、口がさけても言えないけど。



「大塚く~ん♪」



うわー。マジありえないでしょ。

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