俺の彼女の電波ちゃん。
次の日。
宙子と一緒にいる郷愛を見かけた。
付き合ってるのに、なんでこんなたまたま見かけなくちゃいけないんだチクショウ。
俺は二人に近づいて声をかけた。
「よっ。」
「あ、高橋。」
「なんだファッキンマッシュ!」
「なんだとはなんだ電波」
「どうしたの高橋?」
「どうしたもこうしたも、郷愛がかまってくれないから見かけた時に声をかけなくちゃイケナイざまさ。」
「ざまぁみやがれ!」
「誰のせいだ誰の。」
俺はある意味いつも通り取り合ってくれない郷愛に安心するようなため息が出るような気持ちだった。
「郷愛、あんまり高橋に苦労をかけるとかわいそうだよ。」
「お、宙子もっと言ってやってくれ。」
「こう見えていろいろ溜め込むタイプなんだから。」
「それはそれで馬鹿にされてるような気がするぞ……」
俺と宙子の様子に、郷愛は口を曲げていた。
そして不満そうにその口を開いた。
「私だってアイス食べたいんだから、もう少し待てや。」
キュン、と胸が鳴った気がした。
口調も表情も全然可愛くなかったのに……
郷愛に嫌われた訳ではない、それが直感的に感じられたからだろうか。
すごく可愛いと、思ってしまった。
俺もかなり変わり者かもな……
宙子と一緒にいる郷愛を見かけた。
付き合ってるのに、なんでこんなたまたま見かけなくちゃいけないんだチクショウ。
俺は二人に近づいて声をかけた。
「よっ。」
「あ、高橋。」
「なんだファッキンマッシュ!」
「なんだとはなんだ電波」
「どうしたの高橋?」
「どうしたもこうしたも、郷愛がかまってくれないから見かけた時に声をかけなくちゃイケナイざまさ。」
「ざまぁみやがれ!」
「誰のせいだ誰の。」
俺はある意味いつも通り取り合ってくれない郷愛に安心するようなため息が出るような気持ちだった。
「郷愛、あんまり高橋に苦労をかけるとかわいそうだよ。」
「お、宙子もっと言ってやってくれ。」
「こう見えていろいろ溜め込むタイプなんだから。」
「それはそれで馬鹿にされてるような気がするぞ……」
俺と宙子の様子に、郷愛は口を曲げていた。
そして不満そうにその口を開いた。
「私だってアイス食べたいんだから、もう少し待てや。」
キュン、と胸が鳴った気がした。
口調も表情も全然可愛くなかったのに……
郷愛に嫌われた訳ではない、それが直感的に感じられたからだろうか。
すごく可愛いと、思ってしまった。
俺もかなり変わり者かもな……