俺の彼女の電波ちゃん。
俺は、右腕で捕まえている郷愛を離して、俺の前に立たせた。
「郷愛。
俺、多分一生のうちで1番多くの人に祝ってもらってるよ。
でもな。
俺はお前が構ってくれた方が、嬉しいぞ。
でも。
ありがとう。」
俺の本音。
今日という日は一生忘れないと思う。
けど、郷愛が相手してくれなかった日々は物足りなかった。
「でもが二回なんてイマイチな告白だな旦那!」
郷愛は茶化してそう言ったけど、両方の気持ちを分かってくれたんじゃないかな。
何となく体がリズミカルに揺れている。
ダンシングフラワーかお前は。