俺の彼女の電波ちゃん。
エピローグ
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「うーん、やっぱり仕事終わりの大納言あずきは染みるねェ〜。」
「いくつなんだよ、お前は。」
ダブルのアイス(大納言あずき)を嬉しそうに食べながら歩く郷愛にツッコミを入れる。
とりあえず、お疲れ様のおごりのアイスだ。
結局あの後、会場の全員が陽翔のピアノ弾き語りに虜になった。
俺はその後みんなにありがとうの挨拶をしたんだけど、うわの空って感じだった。
うん。俺も、俺の挨拶は余計だったと思うくらい陽翔の演奏は素晴らしかった。
それで急遽、陽翔にアンコールをやってもらって、会場は大盛り上がりの大団円だった。
片付けも手伝って、今やっと帰り道。
なんだかもはや何のイベントだったか分からないようなイベントになったけど、
「……なぁ郷愛。」
「なんでぇ高橋!」
「……章って、呼んでくれないか。」
「やだぴょん!」
「……さっき呼んだだろ。1回。」
「なんのことやら?」
「しらばっくれたってダメだぞ。脳内メモリに記録されていますー。」
「むむ!お主私のような電波な事をいうな!よかろう!プレゼントついでに章と呼んでしんぜよう!」
「ははーありがたき幸せー。」
「うむ!」
得意の侍言葉になった郷愛に、俺は思わず頬がほころぶ。
「なぁ郷愛。」
「なんだ章!」
俺は、その手を軽く引いて、唇にキスを落とした。
end.
「うーん、やっぱり仕事終わりの大納言あずきは染みるねェ〜。」
「いくつなんだよ、お前は。」
ダブルのアイス(大納言あずき)を嬉しそうに食べながら歩く郷愛にツッコミを入れる。
とりあえず、お疲れ様のおごりのアイスだ。
結局あの後、会場の全員が陽翔のピアノ弾き語りに虜になった。
俺はその後みんなにありがとうの挨拶をしたんだけど、うわの空って感じだった。
うん。俺も、俺の挨拶は余計だったと思うくらい陽翔の演奏は素晴らしかった。
それで急遽、陽翔にアンコールをやってもらって、会場は大盛り上がりの大団円だった。
片付けも手伝って、今やっと帰り道。
なんだかもはや何のイベントだったか分からないようなイベントになったけど、
「……なぁ郷愛。」
「なんでぇ高橋!」
「……章って、呼んでくれないか。」
「やだぴょん!」
「……さっき呼んだだろ。1回。」
「なんのことやら?」
「しらばっくれたってダメだぞ。脳内メモリに記録されていますー。」
「むむ!お主私のような電波な事をいうな!よかろう!プレゼントついでに章と呼んでしんぜよう!」
「ははーありがたき幸せー。」
「うむ!」
得意の侍言葉になった郷愛に、俺は思わず頬がほころぶ。
「なぁ郷愛。」
「なんだ章!」
俺は、その手を軽く引いて、唇にキスを落とした。
end.