まずは、完結おめでとうございます。
『君のために歌う歌』の登場人物である高橋と郷愛に重点を置いた、サイドストーリー。
終始、高橋(男性)視点で描かれ、高橋が郷愛との日常を語る。
特別、特殊、そこにいるだけで笑いを生み、どこか不思議な郷愛との過ごす日々は毎日飽きない。
高橋の心の声に笑えたり、郷愛との掛け合いが微笑ましく、やはり笑ってしまう作品。
でも、そんな郷愛が突然素っ気なくなる。
高橋にサプライズを用意している郷愛だが何も知らされていない高橋は不安が募る日々…
そのサプライズを知った時、それは大きな喜びと感動を生む。
そして、彼女と過ごす、何気ない日々こそ幸せな毎日なのだと、改めて気付かされる。
高橋が気づかされたこと、でもそれは読み手一人一人にも大事なことだと思います!
笑えて、感動できて、大事なことにも気付かされる、そんな作品です!
是非、ご一読を!