恋を実らせるには、イベントを利用すると…?
1日目
「初めまして!朱月 春(アカツキ ハル)です、よろしくお願いします(ニコッ」


先日、この街に戻ってきた主人公です♪

今、中3ですよ?

小5の時、親の転勤でここを離れたんです…。


「朱月、お前蒼井の隣な。」

「「…へっ?」」

「…ん?どうした?」


蒼井 海(アオイ カイ)…幼なじみの彼と声が重なった。


「いや…,」

「まぁ、いいや。あいつの隣な、学校の案内頼んだぞ。」

「蒼井…,」


かっこよくなったなぁ…なんておもう。

元からかっこいいけどさ、でも変わったよね。


「よろしくなー。」

「…うん、よろしく。」


キーンコーン…

朝学活の終わりを告げるチャイムが聞こえた。


わぁ…、私の周りに人が集まる…そりゃあ、そうか。


「前どこに住んでたの?」「可愛いね!どこの美容院いってるの?」
「アドレス教えて!!」「あ、私も!!!」


沢山人が来てくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと困るなぁ…。
蒼井は他の男子のところいったし…。

そんなこと思いながらメモにアドレスを書いていく。


「はい、これアドレスね。
小5まではここに住んでたよ。その後、大阪に親の転勤で行ってね。
戻ってきたんだよ。」

「へぇ~…大変だね!」

「そうかな?でも、いろんな人に会えるから楽しいよ。」

「そっかぁ!」


楽しく会話をしてると、先生に呼ばれた。


「あ…、先生に呼ばれちゃった。また後でね(ニコッ」

「うん!!」
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