笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
「こんにちは」
私も郁海に続いて挨拶をした。
「ホント、拓海の強気なプレイは陽泉そっくりだな」
「なんですか、それ?
田村さんも、愛美先輩みたいなこと言う」
「しょうがないよ陽泉。
だって、本当にそっくりなんだもん」
田村さんと愛美先輩に"プレイが拓海とそっくり"と言われて、私はそれ以上は反論するのを止めて、広げたお弁当を食べはじめた。
そうしているうちに、審判をしていた原田さんと佐々木さんも来た。
「原田さん、稜くん。
お疲れ様でした!」
愛美先輩が声をかけながら、ペットボトルのスポーツドリンクを渡す。
「あっ、愛美、お疲れ」
「お疲れ様です!ありがとうございます!」
二人は受け取ったドリンクを飲みはじめた。
「稜、どうだ?うちのベスメンは?」
田村さんが佐々木さんに話しかける。
「…はい。
個人でもスゴイし、チームとしても連携がとれていて、素晴らしいと思います」
「だろう!
コーチとして、教えがいがあるぞ」
その様子を不思議そうに見ている私や郁海に、愛美先輩が状況を教えてくれる。
「…実は、長谷さんが4月からコーチが出来なくなって、代わりに稜くんにお願いしてるの。
稜くん、審判も出来るし…」
「…そうなんですね」
私も郁海に続いて挨拶をした。
「ホント、拓海の強気なプレイは陽泉そっくりだな」
「なんですか、それ?
田村さんも、愛美先輩みたいなこと言う」
「しょうがないよ陽泉。
だって、本当にそっくりなんだもん」
田村さんと愛美先輩に"プレイが拓海とそっくり"と言われて、私はそれ以上は反論するのを止めて、広げたお弁当を食べはじめた。
そうしているうちに、審判をしていた原田さんと佐々木さんも来た。
「原田さん、稜くん。
お疲れ様でした!」
愛美先輩が声をかけながら、ペットボトルのスポーツドリンクを渡す。
「あっ、愛美、お疲れ」
「お疲れ様です!ありがとうございます!」
二人は受け取ったドリンクを飲みはじめた。
「稜、どうだ?うちのベスメンは?」
田村さんが佐々木さんに話しかける。
「…はい。
個人でもスゴイし、チームとしても連携がとれていて、素晴らしいと思います」
「だろう!
コーチとして、教えがいがあるぞ」
その様子を不思議そうに見ている私や郁海に、愛美先輩が状況を教えてくれる。
「…実は、長谷さんが4月からコーチが出来なくなって、代わりに稜くんにお願いしてるの。
稜くん、審判も出来るし…」
「…そうなんですね」