笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
何となく、話の流れでそのまま一緒に歩いた。
そして駅前にくると、スゴイ人の数が…
「…これ、遅くなったらレストラン混みそうだから、先に飯食べよう!
陽泉、食べたいものあるか?」
「えっと…、何でもいいよ」
「じゃあ、近くに美味い和食屋さんがあるから、そこでいい?」
「うん」
「じゃあ、こっちな」
そう言って、佐々木くんが私の手を掴んで歩き出す。
「……えっ」
戸惑う私に、
「あぁ。混んでるし、はぐれると困るから。
…ダメか?」
何でもないように言う彼に、
「そうだよね。…大丈夫だよ」
と答えた。
だけど、ドキドキは止まらない。
レストランまで、そのまま歩いた。
連れて来てくれたのは、私も入ったことのあるお店。
そのときは海老フライを食べたけど、カラッと揚がっていて、すごく美味しかったのを覚えてる。
座敷に案内されて、お冷やにおしぼり·おしながきを渡される。
「この店、全部美味しいけど、特にオススメは天ぷららフライ系。
カラッと揚がっていて美味しいよ」
わたしが感じたことと、同じことを思っているらしい。
「そうなんだ。
じゃあ私は、海老フライ定食で」
迷わず注文する。
「分かった。
飲み物はどうする?アルコール飲む?」
「ううん。えっ…と、ウーロン茶で」
「了解!」
そして駅前にくると、スゴイ人の数が…
「…これ、遅くなったらレストラン混みそうだから、先に飯食べよう!
陽泉、食べたいものあるか?」
「えっと…、何でもいいよ」
「じゃあ、近くに美味い和食屋さんがあるから、そこでいい?」
「うん」
「じゃあ、こっちな」
そう言って、佐々木くんが私の手を掴んで歩き出す。
「……えっ」
戸惑う私に、
「あぁ。混んでるし、はぐれると困るから。
…ダメか?」
何でもないように言う彼に、
「そうだよね。…大丈夫だよ」
と答えた。
だけど、ドキドキは止まらない。
レストランまで、そのまま歩いた。
連れて来てくれたのは、私も入ったことのあるお店。
そのときは海老フライを食べたけど、カラッと揚がっていて、すごく美味しかったのを覚えてる。
座敷に案内されて、お冷やにおしぼり·おしながきを渡される。
「この店、全部美味しいけど、特にオススメは天ぷららフライ系。
カラッと揚がっていて美味しいよ」
わたしが感じたことと、同じことを思っているらしい。
「そうなんだ。
じゃあ私は、海老フライ定食で」
迷わず注文する。
「分かった。
飲み物はどうする?アルコール飲む?」
「ううん。えっ…と、ウーロン茶で」
「了解!」