笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
祐介はビールを飲み干すと、
「ごめん。もう1杯だけ頼んでいい?」と聞いてくる。
私は笑顔で
「もちろんどうぞ」と答え、彼がビールを注文するとき一緒に、ラーメンとウーロン茶を頼んだ。
「陽泉がラーメンって、珍しいな」
店員さんが行くと、祐介に言われた。
「…そうかな。
今日はちょっと肌寒いから、あったかい麺が食べたかったの」
その日は、"まさに梅雨"って天気で、朝からずっと雨でジメジメ。だけど、気温は18℃くらいで半袖ではちょっと寒い…と言う1日だった。
今も、私はカーディガンを着ているけれど、身体の中から温かくなりたかった。
飲み物が先に来て、祐介がビールを飲み始める。
私もウーロン茶を飲んだ。
しばらくして、ラーメンと、祐介が頼んだナポリタンが来た。
祐介はナポリタンが大好きだ。
しばらく2人、無言で麺を食べる。
その間も、"どうしよう"や"何て言おう"と考えていた。
「ねぇヒナ。
聞きたいことがあるんだけど、いい?」
麺を食べ終わるころ、祐介が口火を切った。
「うん。なぁに?」
私は答える。
「火曜日の夜って、何してた?」
いきなり核心をついた質問。
だけど私も、正直に自分の気持ちを伝える覚悟が出来ていたから、ありのままで答えた。
「ごめん。もう1杯だけ頼んでいい?」と聞いてくる。
私は笑顔で
「もちろんどうぞ」と答え、彼がビールを注文するとき一緒に、ラーメンとウーロン茶を頼んだ。
「陽泉がラーメンって、珍しいな」
店員さんが行くと、祐介に言われた。
「…そうかな。
今日はちょっと肌寒いから、あったかい麺が食べたかったの」
その日は、"まさに梅雨"って天気で、朝からずっと雨でジメジメ。だけど、気温は18℃くらいで半袖ではちょっと寒い…と言う1日だった。
今も、私はカーディガンを着ているけれど、身体の中から温かくなりたかった。
飲み物が先に来て、祐介がビールを飲み始める。
私もウーロン茶を飲んだ。
しばらくして、ラーメンと、祐介が頼んだナポリタンが来た。
祐介はナポリタンが大好きだ。
しばらく2人、無言で麺を食べる。
その間も、"どうしよう"や"何て言おう"と考えていた。
「ねぇヒナ。
聞きたいことがあるんだけど、いい?」
麺を食べ終わるころ、祐介が口火を切った。
「うん。なぁに?」
私は答える。
「火曜日の夜って、何してた?」
いきなり核心をついた質問。
だけど私も、正直に自分の気持ちを伝える覚悟が出来ていたから、ありのままで答えた。