笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
吉田さんについて駐車場まで行くと、黒いミニバンタイプの軽自動車が。
彼に言われてキーを操作して、後部座席を開けると、そこに陽泉を降ろした。
そのまま2人で帰るのだと思い、陽泉の荷物を渡して行こうとすると、
「ヒナ、俺の部屋に泊めていいんですか?」
と言われ、私が戸惑う。
「…そうしてもらうつもりですけど、…何か不都合がありますか?」
「………分かりました。
郁海…ヒナの弟に、彼女の着替えを届けてもらうので、一緒に来てもらってもいいですか?
帰りは郁海に送らせますので」
「…分かりました」
そうして私も吉田さんの車に乗せてもらい、彼の部屋へ向かった。
吉田さんの部屋に着くと、郁海くんが陽泉のお泊りセットを持ち、待っていてくれた。
「祐介さん、鍵ください。俺が開けるので、祐介さんは姉ちゃんをお願いします」
吉田さんは、郁海くんに部屋と車のキーを預け、また陽泉を抱っこした。
私は2人について行き、そのまま部屋に入った。
吉田さんは寝室のベットに陽泉を寝せると、
「青山さん、お願いします」とお泊りセットを私に渡して、寝室を出て行った。
私は苦労しながらも、陽泉をパジャマに着替えさせた。
そして、吉田さんに挨拶をすると、郁海くんと共に部屋を出た。
陽泉のことを、あんなに大切に思っている人だ。
今夜は任せて大丈夫だろう。
…そう信じたい。
彼に言われてキーを操作して、後部座席を開けると、そこに陽泉を降ろした。
そのまま2人で帰るのだと思い、陽泉の荷物を渡して行こうとすると、
「ヒナ、俺の部屋に泊めていいんですか?」
と言われ、私が戸惑う。
「…そうしてもらうつもりですけど、…何か不都合がありますか?」
「………分かりました。
郁海…ヒナの弟に、彼女の着替えを届けてもらうので、一緒に来てもらってもいいですか?
帰りは郁海に送らせますので」
「…分かりました」
そうして私も吉田さんの車に乗せてもらい、彼の部屋へ向かった。
吉田さんの部屋に着くと、郁海くんが陽泉のお泊りセットを持ち、待っていてくれた。
「祐介さん、鍵ください。俺が開けるので、祐介さんは姉ちゃんをお願いします」
吉田さんは、郁海くんに部屋と車のキーを預け、また陽泉を抱っこした。
私は2人について行き、そのまま部屋に入った。
吉田さんは寝室のベットに陽泉を寝せると、
「青山さん、お願いします」とお泊りセットを私に渡して、寝室を出て行った。
私は苦労しながらも、陽泉をパジャマに着替えさせた。
そして、吉田さんに挨拶をすると、郁海くんと共に部屋を出た。
陽泉のことを、あんなに大切に思っている人だ。
今夜は任せて大丈夫だろう。
…そう信じたい。