笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
約束の時間よりも早くお店についたが、私が一番最後だったらしい。
案内されて部屋に入るとみんなが揃っていた。
「遅くなってごめんなさい」
そう言うと、
「いや、まだ時間前だから大丈夫だよ」
「そう。俺たちが早かっただけだから、気にしないで」
「陽泉は何飲む?」
と、言ってくれる。
料理はコースで頼んであり、飲み物は別会計だ。
「私は烏龍茶で」
そう言うと、紗英ちゃんがみんなの分をまとめて頼んでくれた。
すぐに飲み物とお通しがが運ばれてくる。
なぜか今日は、みんなお酒を飲まないらしい。烏龍茶やコーラ、オレンジジュースで乾杯をした。
「みんながお酒を飲まないなんて珍しいね」
「まぁ、最後くらいはアルコールなしで、ゆっくり話をしようぜ」
「そうそう」
それからは、次々に出てくる天ぷらや煮物·焼き魚に味ご飯、みそ汁、おつけものなどを食べながら、この半年のことを話した。
たかが半年。
だけど、されど半年。
たくさんの思い出がある。
みんなと色んな話をしながら、思い出が蘇る。
ヤダな…
なんか泣いちゃいそう…
そんな私と紗英ちゃんを気遣かってか、男性陣が面白おかしく話をして、盛り上げてくれる。
そしてみんながデザートの抹茶アイスまで食べ終わったとき、
「今日はありがとうな。最後、全員で集まってくれて嬉しかったよ」
佐々木くんがポツリと呟いた。
案内されて部屋に入るとみんなが揃っていた。
「遅くなってごめんなさい」
そう言うと、
「いや、まだ時間前だから大丈夫だよ」
「そう。俺たちが早かっただけだから、気にしないで」
「陽泉は何飲む?」
と、言ってくれる。
料理はコースで頼んであり、飲み物は別会計だ。
「私は烏龍茶で」
そう言うと、紗英ちゃんがみんなの分をまとめて頼んでくれた。
すぐに飲み物とお通しがが運ばれてくる。
なぜか今日は、みんなお酒を飲まないらしい。烏龍茶やコーラ、オレンジジュースで乾杯をした。
「みんながお酒を飲まないなんて珍しいね」
「まぁ、最後くらいはアルコールなしで、ゆっくり話をしようぜ」
「そうそう」
それからは、次々に出てくる天ぷらや煮物·焼き魚に味ご飯、みそ汁、おつけものなどを食べながら、この半年のことを話した。
たかが半年。
だけど、されど半年。
たくさんの思い出がある。
みんなと色んな話をしながら、思い出が蘇る。
ヤダな…
なんか泣いちゃいそう…
そんな私と紗英ちゃんを気遣かってか、男性陣が面白おかしく話をして、盛り上げてくれる。
そしてみんながデザートの抹茶アイスまで食べ終わったとき、
「今日はありがとうな。最後、全員で集まってくれて嬉しかったよ」
佐々木くんがポツリと呟いた。