笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
実は…その昨年から、祐介が中学の国語の教員になり、教えているのが拓海の通う中学校。そこで、バスケ部の顧問も頼まれて、私は祐介から外部コーチを頼まれた。
どちらかと言えば祐介は副顧問で、正確にはもう1人の麻生先生が見ている。それでも、学年主任と生活指導も受け持っている麻生先生は、なかなか放課後の部活動までは見れず、祐介が私を麻生先生に紹介した形だ。
キャプテンの姉で、中学のOB。そして、現役の時には全国大会への出場経験もある。学校側としても断る理由はないようで、むしろ快く承諾してもらった。
仕事もあり、毎日、練習を見れるわけじゃないけど、会社側にも事情を話して、中体連などの平日に行われる大きな大会には、有休を取って参加している。
ちなみに、あれからもずっと祐介との交際は続いている。だからこそ、祐介は私に外部コーチを頼んで来たのだけど。
それにプラスして、郁海の入籍が決まったのだから、祐介と私にも、その未来を期待する声が出ているらしい。それも、かなり身近なところから。
だけど、私と祐介の間では、まだそんな話は全くしていないから、私たちの方が戸惑う…と言うか、プレッシャーと言うか、今後の付き合いについて、ちょっと悩みはじめていた。
どちらかと言えば祐介は副顧問で、正確にはもう1人の麻生先生が見ている。それでも、学年主任と生活指導も受け持っている麻生先生は、なかなか放課後の部活動までは見れず、祐介が私を麻生先生に紹介した形だ。
キャプテンの姉で、中学のOB。そして、現役の時には全国大会への出場経験もある。学校側としても断る理由はないようで、むしろ快く承諾してもらった。
仕事もあり、毎日、練習を見れるわけじゃないけど、会社側にも事情を話して、中体連などの平日に行われる大きな大会には、有休を取って参加している。
ちなみに、あれからもずっと祐介との交際は続いている。だからこそ、祐介は私に外部コーチを頼んで来たのだけど。
それにプラスして、郁海の入籍が決まったのだから、祐介と私にも、その未来を期待する声が出ているらしい。それも、かなり身近なところから。
だけど、私と祐介の間では、まだそんな話は全くしていないから、私たちの方が戸惑う…と言うか、プレッシャーと言うか、今後の付き合いについて、ちょっと悩みはじめていた。