笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
次は祐介。
「みんな、お疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
「麻生先生が言ったように、今日·明日はゆっくり休んでください。
あと、祝勝会ですが。福島に帰ってから、保護者の皆様と相談して行いたいと思っています。
俺からは以上です」
「「ありがとうございました」」
最後は私。
「みんな、お疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
「えっと。素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとう。
麻生先生·吉田先生が言うように、ちゃんと身体のケアをして、ゆっくり休んでね。
優勝、本当におめでとうございます」
「「ありがとうございます」」
こうして、ミーティングは終わった。
時間は5時半前。
大広間を出ると、祐介に呼ばれた。
「あっ、ヒナ」
「なぁに?」
「今日の夕食、ヒナの分はキャンセルしたから」
「えっ?」
「佐々木さんと一緒に、美味いものを食べてきていいぞ」
「……………」
「…たぶん。いや、絶対に。佐々木さんはそのつもりだから」
「……………」
「…麻生先生や拓海以外の生徒たちには、田村さんたちと食べに行ったとでも、ごまかしておくから大丈夫だ。
久しぶりの佐々木さんとのデートだろ、楽しんで来い!ちゃんと、ヒナの気持ちを伝えるんだぞ」
「…祐介がそれを言うの、おかしくない?」
「そうか?
俺は、佐々木さんだからヒナを託すんだけど」
「みんな、お疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
「麻生先生が言ったように、今日·明日はゆっくり休んでください。
あと、祝勝会ですが。福島に帰ってから、保護者の皆様と相談して行いたいと思っています。
俺からは以上です」
「「ありがとうございました」」
最後は私。
「みんな、お疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
「えっと。素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとう。
麻生先生·吉田先生が言うように、ちゃんと身体のケアをして、ゆっくり休んでね。
優勝、本当におめでとうございます」
「「ありがとうございます」」
こうして、ミーティングは終わった。
時間は5時半前。
大広間を出ると、祐介に呼ばれた。
「あっ、ヒナ」
「なぁに?」
「今日の夕食、ヒナの分はキャンセルしたから」
「えっ?」
「佐々木さんと一緒に、美味いものを食べてきていいぞ」
「……………」
「…たぶん。いや、絶対に。佐々木さんはそのつもりだから」
「……………」
「…麻生先生や拓海以外の生徒たちには、田村さんたちと食べに行ったとでも、ごまかしておくから大丈夫だ。
久しぶりの佐々木さんとのデートだろ、楽しんで来い!ちゃんと、ヒナの気持ちを伝えるんだぞ」
「…祐介がそれを言うの、おかしくない?」
「そうか?
俺は、佐々木さんだからヒナを託すんだけど」