笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
10分もたたないうちに、佐々木くんの友達がやっているカフェについた。
彼について中に入ると、
「いらっしゃいませ」
と、出迎えられる。
テーブル席が6つとカウンターのみの、そんなに広くはない店内。
土曜日の朝だからか、お客さんはいない。
「…おはよ、啓太。朝から悪いな」
「まぁな。でも稜の頼みじゃ仕方ない。
窓際の席、用意してあるよ」
「あぁサンキュ!」
そのまま案内された席に座る佐々木くん。
私も、同じテーブルに座らせてもらう。
すぐに、おしぼりとサラダとジュースが運ばれてきた。
「100%のりんごジュースだけど大丈夫?」
"啓太さん"と呼ばれた人が私に尋ねる。
「はい、大丈夫です。
ありがとうございます」
私は答えた。
「じゃあ、少しお待ちください」
そう言って啓太さんはカウンターの中へ戻った。
佐々木くんはフォークを持ち、サラダを食べはじめる。そして、わたしにも勧める。
「陽泉も食べよう。
すぐにパンケーキもくるはずだから」
「えっ?
パンケーキ?」
「そう。
啓太の作るパンケーキは美味いよ」
そう言って、またサラダを食べる佐々木くん。
私も真似をして、サラダを食べた。
すると、
「お待たせしました!
美味しいパンケーキで~す」
啓太さんが運んで来てくれた。
彼について中に入ると、
「いらっしゃいませ」
と、出迎えられる。
テーブル席が6つとカウンターのみの、そんなに広くはない店内。
土曜日の朝だからか、お客さんはいない。
「…おはよ、啓太。朝から悪いな」
「まぁな。でも稜の頼みじゃ仕方ない。
窓際の席、用意してあるよ」
「あぁサンキュ!」
そのまま案内された席に座る佐々木くん。
私も、同じテーブルに座らせてもらう。
すぐに、おしぼりとサラダとジュースが運ばれてきた。
「100%のりんごジュースだけど大丈夫?」
"啓太さん"と呼ばれた人が私に尋ねる。
「はい、大丈夫です。
ありがとうございます」
私は答えた。
「じゃあ、少しお待ちください」
そう言って啓太さんはカウンターの中へ戻った。
佐々木くんはフォークを持ち、サラダを食べはじめる。そして、わたしにも勧める。
「陽泉も食べよう。
すぐにパンケーキもくるはずだから」
「えっ?
パンケーキ?」
「そう。
啓太の作るパンケーキは美味いよ」
そう言って、またサラダを食べる佐々木くん。
私も真似をして、サラダを食べた。
すると、
「お待たせしました!
美味しいパンケーキで~す」
啓太さんが運んで来てくれた。