笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
「だからさ。
裕介くんとのこと、俺も知る権利があるだろう」
しばらくして、佐々木くんはそう言った。
それにも「うん」と頷いたけど、本当は分からなかった。
裕介との関係と、佐々木くんとの関係。
それが、私たち3人にとって、そんなに問題になるとは思わなかったから…
「なぁ陽泉」
そんなことを考えていたら、佐々木くんが私のすぐ隣にきた。
「これで、俺と陽泉の契約成立ね」
そう言って私の手を握る。
「えっ?契約?」
「そう、契約。
で、その証拠に、今から陽泉を抱いていい?
"女"になった陽泉を、抱きたい」
まっすぐにそう言われ、握られていた手を引かれ、寝室へと連れて来られた。
抵抗する間もなくベットに押し倒されて、深く口づけられる。
「…ふぁ…」
スルリと入り込んだ彼の舌が咥内を掻き回し、カットソーの中の手は、優しく胸を包みこんだ。
たったそれだけなのに、身体の奥が疼く。
もっと触れてほしくて、
もっと愛してほしくて…
良く分からないけど、これが佐々木くんが言う"身体の相性"ってこと?
裕介にキスされたときは、こんな気持ちにはならなかったよ。
それとも、
昨夜、私が"女"になったから?
私の身体は快楽を求めるように、彼の首に手を回し、もっと深いキスをせがんだ。
裕介くんとのこと、俺も知る権利があるだろう」
しばらくして、佐々木くんはそう言った。
それにも「うん」と頷いたけど、本当は分からなかった。
裕介との関係と、佐々木くんとの関係。
それが、私たち3人にとって、そんなに問題になるとは思わなかったから…
「なぁ陽泉」
そんなことを考えていたら、佐々木くんが私のすぐ隣にきた。
「これで、俺と陽泉の契約成立ね」
そう言って私の手を握る。
「えっ?契約?」
「そう、契約。
で、その証拠に、今から陽泉を抱いていい?
"女"になった陽泉を、抱きたい」
まっすぐにそう言われ、握られていた手を引かれ、寝室へと連れて来られた。
抵抗する間もなくベットに押し倒されて、深く口づけられる。
「…ふぁ…」
スルリと入り込んだ彼の舌が咥内を掻き回し、カットソーの中の手は、優しく胸を包みこんだ。
たったそれだけなのに、身体の奥が疼く。
もっと触れてほしくて、
もっと愛してほしくて…
良く分からないけど、これが佐々木くんが言う"身体の相性"ってこと?
裕介にキスされたときは、こんな気持ちにはならなかったよ。
それとも、
昨夜、私が"女"になったから?
私の身体は快楽を求めるように、彼の首に手を回し、もっと深いキスをせがんだ。