笑顔の行方~バスケットが繋いだ恋~
「そうだな。
大会と重ならなくて良かったよ。
愛美のブライダルエステっていうのか…。それが日程が今日しかないらしくて…。
本当にすまない」
「そうなんですね。
でも愛美先輩にとったら大事なことなんで。
拓海たちなら大丈夫です。地区大会では、負けませんから!」
私は自信満々に言い切った。
そしたら隣にいた郁海が苦笑いで、
「姉ちゃん。
他のチームの関係者もいるんだから、少しは謙遜しようよ」
と言われた。
そこにいた原田さんも、
「まぁ、南なら強気な発言も許されるよ。
新人戦も地区大会は圧倒的な強さだったし、県大会でも優勝してるんだから」
その言葉に周りを見てみると、知っているバスケ関係者たちの顔が拓海と同じ表情(カオ)をしていた。
そろそろ試合が始まる。
そのときに、拓海が田村さんに挨拶にきた。
「荷物まとめたら、外でアップしてこい!」
田村さんは、そう指示した。
「じゃあ俺、アップについてます。
姉ちゃん。前半終わったら連絡ちょうだい!」
「分かった。…って、コートどこだっけ?」
郁海と2人で、今日の試合日程を見る。
「Aコートだよ」
田村さんのあきれた声。
「分かりました!
じゃあ、行ってきます!」
逃げるように走って行った郁海。
私はもうすぐ試合が始まるコートに目を向けた。
大会と重ならなくて良かったよ。
愛美のブライダルエステっていうのか…。それが日程が今日しかないらしくて…。
本当にすまない」
「そうなんですね。
でも愛美先輩にとったら大事なことなんで。
拓海たちなら大丈夫です。地区大会では、負けませんから!」
私は自信満々に言い切った。
そしたら隣にいた郁海が苦笑いで、
「姉ちゃん。
他のチームの関係者もいるんだから、少しは謙遜しようよ」
と言われた。
そこにいた原田さんも、
「まぁ、南なら強気な発言も許されるよ。
新人戦も地区大会は圧倒的な強さだったし、県大会でも優勝してるんだから」
その言葉に周りを見てみると、知っているバスケ関係者たちの顔が拓海と同じ表情(カオ)をしていた。
そろそろ試合が始まる。
そのときに、拓海が田村さんに挨拶にきた。
「荷物まとめたら、外でアップしてこい!」
田村さんは、そう指示した。
「じゃあ俺、アップについてます。
姉ちゃん。前半終わったら連絡ちょうだい!」
「分かった。…って、コートどこだっけ?」
郁海と2人で、今日の試合日程を見る。
「Aコートだよ」
田村さんのあきれた声。
「分かりました!
じゃあ、行ってきます!」
逃げるように走って行った郁海。
私はもうすぐ試合が始まるコートに目を向けた。