神様、事件です!-芸能人に恋をして-
「レシート番号12番のお客様」

「あ、奈緒の注文じゃない?」

「そうみたい。取りに行ってくるね。」

カウンターに注文したケーキと
飲み物を取りに行き、
急いでまたゆいの待つ席へ。

「ごめんね、食べるの待っててくれてありがとう」

「いいの、いいの!ほら、食べよう!」

「うん、いただきます!」

そう、冗談無しに、
ゆいは本当に優しいんです。
こうやって、ジュースにも口をつけずに待っていてくれてるんです。
< 104 / 245 >

この作品をシェア

pagetop