天国からの贈り物
走って走って走りまくって


着いたのは屋上...


さっきの話しが夢だったらいいのに...


『ヒックッ...

 結城...もう無理だよ...ヒックッ...

 何であの時助けてくれたのよ...

 ごめんね...ヒックッ...』


空に向かって話しかけた...


いや、正確には結城に...


何も帰ってこないって分かっていても


この時の私の心には余裕がなかった
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