Need me~私を必要として~
なんだよこれ…。まるで死ぬみたいじゃねぇか。



そう思ったら体が勝手に走り出した。



これでもかってくらい走った。




琉那の家に着いたがあることに気づいた。



────ドアに鍵がかかっていることを。



くそっ!!仕方ない。窓を割ってはいるか。



不法侵入になっちまうけどこの際仕方ない



───ガッシャン!!



「琉那!!どこだ!返事をしろ!」



でも、返事はない。琉那の部屋ってどこだ?



手当たり次第、扉を開けるとそこには



血だらけの琉那が倒れていた。

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