私の革命家。


「入学式、楽しみだね!!」

「そう、だね。」

「雛も、友達出来るよ!!もしダメでも、綾がいるからね!!」

「うん、ありがとう。」

にっこりと、太陽みたいな笑顔で。

やめてよ、そんな顔____

頼りたく、なっちゃうじゃん。

思い出す。

綾乃と、出会う前。

私は、虐められてた。

『ネクラ』だって。

『キモイ』って。

言われ続けてた。

そんな私にも優しくしてくれる子がいた。

それが、綾乃だった。

そんな綾乃と、同じ中学に行ける。

変われるのかな、私。

少しだけ、楽しみだ。

今度こそ、強く。

なれるのかな_____?
< 2 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop