噂の君は猫かぶりでした。
これでも私、運動神経に自信が
あるんだー!





あ、ちなみに私は母子家庭。





お父さんは私が小さい頃に交通事故で
亡くなっちゃったんだ。





会いたかったな…





兄弟もいないんだ。





だからお母さんにはならべく負担を
かけないように頑張ろう!





そんなことを考えていると
学校に着いた。





まぁまぁな進学校。





私のショートの髪が風に揺れている。





あ、クラス表見にいこ。





見にいこうとした私に突然誰かが
声をかけてきた。

「沙也加?」

ん?誰だろうと振り返ってみると





そこにはすごく可愛らしい美少女がいた





懐かしい顔。もしかして…





「理央?」
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