LOVE School LifeⅢ
これからも秋人を好きでいるつもりだったけど…。
これからも秋人と付き合う気ではなかった。
無理だって言われてもないのに、勝手に諦めるとこだったよ。
それを秋人がちゃんと止めてくれたんだ。
ありがとう、秋人。
一番に私に会いに来てくれて、ありがとう。
「そういえば、愛ちゃんのお母さんってキャラ濃いね」
「あの人の話はしなくていいって」
「あはは。でも愛されてるなって思ったよ?」
「そうかね」
「うん。愛ちゃんがいない時、嬉しそうに愛ちゃんの事話してたし」
「まじで」
「まじで」
何それ。恥ずかしいんですけど。
どんな話してたんだ。
聞きたいけど、こればっかりはまじで聞きたくないな。