LOVE School LifeⅢ
「あはは。きっと、愛ちゃんがそんな意味で言ったんじゃないってわかってるよ。
けど、嬉しかった」
「……」
恥ずかしくて、マトモに秋人の顔が見られない。
結婚なんて考えてる年齢でもないし、意識すらしてない。
いつか出来ればいいなーぐらいの気持ちだし。
だから、そう言われて正直テンパってます。
「いつか、俺のお嫁さんになってね。愛ちゃん」
「……」
「何で頷かないの」
「いや、だって」
「素直にハイ。でいいでしょ。そこは」
「う…」
「はい。返事は?」
私は顔を熱くしながらも、小さく頷いた。
秋人の顔はみるみるうちに笑顔になって、私をぎゅうって痛いぐらいに抱き締めて来る。
それをどうにか外そうとするけど、それを秋人が許してくれない。