古龍〜いにしえの魔法〜

ありさ「私は....蓮城家の娘。

父と母は王族特務討伐隊の隊長と指揮をやっているわ」


聞けばあの...蓮城家...世界No. 1貴族の娘だという...だが貴族特有の上から目線や、下級貴族をバカにするような真似はありさはしていない。






ありさ「そう...私は...蓮城家の娘であり、20XX年にあった魔界大戦の生き残り。」





竜「.......」


魔界大戦....一つの村を国王の一言により襲撃され今はない村となっている...その大戦の生き残りなのか。その村は莫大な魔力をもつ魔導士が多くいたという。





ありさ「私は....国王が許せなかった！



そんな自分達の都合で私の村を...


仲間を..奪っていったなんて...


だから私は..国王を殺した...



どんな理由があっても人に危害を与えてはならない。それを教えてくれた母までも......」



人を殺めてしまった


と語っていたありさ。


それは、国王を殺してしまったことだったのか...



だが、当時の国王は人の命の尊さなどわかっているはずもなく、残虐な手を使い人を数々と殺していったという。



翌年にはそれはかぎりなく0といってもいいように減った。



それは国王がいなくなったから。


それが許されない罪だとありさは抱えて今まで生きてきたのであろう。


だがありさ....そのありさの勇気ある行動が未来を担う子供たちや若者が今、生きていられるんだよ。



今生きているその村の人々にとっては、ありさは勇者だよ。