イジワル婚約者と花嫁契約
緊張でいっぱいだったのに、キスに溺れていく。
そのまま乱暴に靴を脱がされ抱き抱えられると、真っ暗な室内を奥へと進んでいく。
その途中も何度もキスをされ続け、なにも考えられない。
健太郎さんが好き。
それだけしか考えられなかった。
ある部屋のドアノブを器用に開け、下ろされたのは一人で寝るのは十分広すぎるベッド。
そのまま覆いかぶさってくる頃には、暗闇にも慣れてきて健太郎さんの表情が見える。
「灯里……」
余裕なく切なげに発しられた声に、胸が鳴る。
ネクタイを緩めながらキスをする姿に、気持ちが加速していく。
それからはもう夢中だった。
ただ健太郎さんに与えられるぬくもりだけ感じていた。
そして願ってしまったの。
このままずっと健太郎さんとこうしていられたらいいのに、って――……。
そのまま乱暴に靴を脱がされ抱き抱えられると、真っ暗な室内を奥へと進んでいく。
その途中も何度もキスをされ続け、なにも考えられない。
健太郎さんが好き。
それだけしか考えられなかった。
ある部屋のドアノブを器用に開け、下ろされたのは一人で寝るのは十分広すぎるベッド。
そのまま覆いかぶさってくる頃には、暗闇にも慣れてきて健太郎さんの表情が見える。
「灯里……」
余裕なく切なげに発しられた声に、胸が鳴る。
ネクタイを緩めながらキスをする姿に、気持ちが加速していく。
それからはもう夢中だった。
ただ健太郎さんに与えられるぬくもりだけ感じていた。
そして願ってしまったの。
このままずっと健太郎さんとこうしていられたらいいのに、って――……。